中国輸入でOEM・ODM商品を作っても結局真似される話
中国輸入転売の次の段階とか誰かが言ってそうな、
オリジナル商品を作る話の現実です。
私はオリジナル商品をAliexpressで依頼することが多いのですが、
なんと私の商品がデザイン違いで
Aliexpressに出品されていました。
元々そのストアにはなかった商品で、
少し改良したら別の用途にも使えるなと思ったので、
オリジナル商品を作成してもらってました。
例えるなら、
本のカバーを革とかでいい感じに作って販売していた会社に、
スマホのケースとして弊社に作ってはくれないか相談して、
最終的には弊社で販売することになったが、
半年後に製作元もスマホのケースを販売し始めたような感じです。
でもビジネス的には仕方のないことです。
独占契約みたいなのも結んでないですし。
中国では当たり前なのでしょう。
実際には中国だけではなく、
日本でもそういう事例はあります。
AbemaTVや、サイゲームスなどを運営する、
サイバーエージェントの藤田社長の自伝に書いてありますが、
過去に顧客から依頼されて作ったサービスを、
依頼元の許可無く、全く同じサービスを初めて、
利益を得た話が載っています。
今では絶対にしないと藤田社長は言っていますが、
会社が小さい時や、個人レベルですと、
信用を失うリスクを取ってでも、
会社を大きくする方を取る場合もあります。
※
私は藤田社長のファンです。
悪い部分だけ抜き出してしまいましたが、
リンク先の自伝本はとてもおすすめです。
今では東証一部上場のサイバーエージェントですら、
こういったことをしたことがあるのです。
中国企業がやらないわけがないのです。
なので私も文句は言いません。
意匠や特許を取れるようなものではないので、
これは仕方のないことなのです。
楽天もメルカリを真似に真似して、
ラクマというサービスを展開してましたし、
ビジネスの世界ではよくあることです。
今回の件は、デザインでは圧倒的に私の商品が勝っているので、
正直なところ脅威には感じていません。
さすがに中国企業でもデザインまでは同じにしないみたいです。
あなたのデザインは使わないから良いでしょ?
的な感覚でしょうか?
あくまで今は大丈夫ってだけですけどね。
今のうちから対応を考えておいたほうが良さそうです。
今回のことで、自分で商品を製造できないリスクを痛感しました。
アイディアはあるので、製造装置を買って、
自分で製造するようになるかもしれません。
お金は少ししかありませんけども。
OEMやODMでオリジナル商品を作っても、
何もしなかったら右肩下がりになりますよ。
という話です。
ライバルは湧いてきます。
今回のようなケースを防ぐには
ブランディングが重要なのですが、
私のレベルでは、ブランディング出来ません。
商標登録や、Amazonのブランド登録くらいだと、
ブランディングとしては非常に弱いです。
購入者から見たらどうでもよい項目ですからね。
(でも中国輸入のコンサルタント達が、これしておけば大丈夫みたいな感じで使ってそうですね)
今年からはブランディングを意識して活動するので、
上手く行ったらまた書きます。